2014年2月17日に行われました
全講座を終えたデイサービス『えがお』のスタッフたち。(実際には『えがお』のほとんどのスタッフが受講しています!)
昨年の9月から行ってきた、貝塚誠一郎先生による介護技術対策講座の全項目が終了しました
講習4回、試験2回の中で、介護に関する様々なことを学ぶことができたと、スタッフ一同実感しております。貝塚先生の講座の中で得ることができたものは、大きく分けて、「介護技術」「気遣い」の二種類に分けられるのではないか、と思います。
「介護技術」は、「どうすればスムーズに利用者様の体を起こせるか」「どうすれば仕事の中でスタッフの腰を痛めずに済むか」といった、介護する側・される側双方の体を考えた技術を学び、「気遣い」では、マナーの再確認から始まり、「利用者様の気持ちを優先」「スタッフはあくまで補佐役」など、利用者様への接し方に関わる部分を学びました。
講習を受けるまでは、お互いに負担が無いようスムーズに行う「ポイント」を知らずに介助動作を行っていましたし、利用者様の自主性や能力を尊重する意識も低かったように思えます。
もちろん、スタッフそれぞれが利用者様のために一生懸命介護サービスを行っていました。しかし、今回の講習を終えて、自分たちの仕事を改めて振り返ってみると、より良いサービスをご提供するための勉強が、まだまだ足りていなかったことに改めて気付かされました。
貝塚先生にご教授いただいた介助動作は、動作の中に守るべきポイントが多く、習得の難しいものでした。実際に、『えがお』スタッフも、苦戦しながら何度も練習していました。しかし、柔軟性も兼ねそろえており、現場の中でも使いやすく、しっかりと利用者様を支えていくことが出来る介助動作法だと思います。
講座中に行われた評価で、見事満点を獲得した、二人の『えがお』若手エースたち。これからのますますの活躍に期待しています!
講座は、前半・後半で行われ、それぞれの最終回に評価が行われました(国家試験に挑む雰囲気と緊張感がありました)。『えがお』からも数人のスタッフ(時間の制約があり、全員受験できませんでした)が参加し、評価を受けました。前半では満点をもらうことができませんでしたが、後半では2人のスタッフが満点をもらうことができました。また、満点には及ばなかったスタッフも、「自分の出来ているところ、出来ないところがよく分かった」と収穫を得ることができたようです。
貝塚先生の講座の中で学んだものは、どれもすぐに現場で実践できるものばかり。先生の教えを完璧に実行するのは難しいですが、今回学んだ「介護技術」「気遣い」をしっかりと実行し、事業所の名前の通り、利用者様全員が「えがお」になれるサービスを提供していきたいと思います。