2013年12月16日
ブログ介護技術対策講座 第3回テーマ~離床介助編~

日本中を飛び回って介護講座や講演を行っている貝塚先生。つい先日も、秋田県と長崎県の研修会に、講師として足を運んでいたそうです。

『えがお』の機能訓練室に集合した介護スタッフ達。各参加者の表情から、真剣さが伺えます。

始めは、介護用ベッドの周りに集まって、先生の実演を見て学びます。

後で復習できるよう、しっかりメモを取りながら先生の説明を聞くスタッフ。

簡単なようでも、じつは開き方にコツがある車椅子。先生の説明を聞いて、「なるほど!」と参加者一同、納得してしまいました。

先生の教えを、早速練習するスタッフたち。「車椅子を開く」というちょっとしたことですが、この心がけが、良いサービスにつながっていきます。

今回の講座一番の難関、利用者様の体を起こす場面。難しいですが、習得すれば利用者様、スタッフ双方ににとってメリットが高い技術です。

利用者様の体を起こすところは重要なポイント。先生も、じっくりと丁寧に教えてくださいました。

後半は、いつものように、ペアを組んで実際に介助動作の実技を行いました。

やはり難しい、利用者様を起き上がらせる動作。介護スタッフと利用者様の体重差もあるので、上手くコツをつかまないとスムーズに起き上がらせることができません。

貝塚先生からアドバイスを受けながらの実技を行うスタッフ。難しいところだけに、先生もスタッフも、いつも以上に力がはいります。

自分たちが終った後も、他の参加者が挑戦しているところを観察中。さすが、モチベーションの高い皆さんです。

実際に先生の介護技術を体感することで、技術習得の手がかりを掴もうとするスタッフ。上手く介助動作を行えば、利用者様とスタッフ、お互いに負担が少なくて済みます。

なかなか上手くできない『えがお』の若手に、粘り強く教えてくださる貝塚先生。共に一生懸命な、二人の熱さを感じます!