2014年1月17日

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介護技術対策講座 第4回テーマ ~移乗介助編~

2014年1月17日に行われました

貝塚誠一郎先生による、介護技術対策講座。第四回目の講座では、「ベッドに座っている利用者様を、車椅子に移動させる」という内容を勉強しました。

この内容は、前回の「離床介護編」から続く一連の動作です。これらの動作を習得することで、利用者様の行動範囲を広げ、色々な経験や発見ができる日常を過ごす手助けになるのではないかと思います。

今回の講座の中でも、車椅子の配置、利用者様をベッドから立たせるとき、車椅子に座るまでの体の移動など、注意したいポイントや習得の難しい動作がありました。動作の数自体は、いままで受講した講座の中でも少ない方でした。ですが、体が移動する分、事故や怪我につながりやすくなるので、実技練習のときは、「いつも以上に気を遣う動作だ」ということを実感しました。

去年の9月から始まった介護技術対策講座も、終盤を迎えました。
意欲の高いスタッフの元に来てくださった、熱意ある先生。それでも、貝塚先生の介護技術を完全習得するのは、とても大変なことだと思います。ですが、一歩ずつでも習得に励み、利用者様に「『えがお』に来てよかった!」と思えるような介護サービスをご提供していけるよう、努力し続けて行きたいと思います。

※この研修会は、「特定非営利活動法人 茨城県地域密着型介護サービス協議会」の事業計画の一環、「複数事業所連携事業(茨城県の事業)」を活用し、知識や技術を習得し、福祉・介護人材の安定的な定着を図る研修会です。

龍ヶ崎会場、八千代会場、水戸会場と、各会場にて全6回(平成25年9月から平成26年2月まで)の講座が開催されます。

  • 貝塚先生の実演

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  • 『えがお』に集まった、協議会県西事業所の介護スタッフたち。今回は、利用者役を、講座参加者が勤めます。

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  • 後方からしっかりと見守る『えがお』の小口社長。真剣なスタッフ達を応援しています!

  • 「立ち上がるときに必要な動作」について先生から質問。脚の位置や、体が動く方向がポイントですね。

    利用者様の体を支えるときのポイントについて説明。不用意に腕を掴んでしまうと、内出血や圧迫骨折を引き起こす可能性があります。

    靴を履き替える動作。ついつい、利用者様の脚を持って履き替えさせてしまいます。

    移乗する際に、どこに車椅子を置いたらよいかの説明。この位置が、とても重要です。

  • スタッフ達の実技練習

  • 後半は、スタッフ達の実技練習。先生から説明があった内容を、実際に体を動かして覚えます。

    今回のポイントの一つ、移乗する際の車椅子の位置をしっかりチェック。

    移乗させた後のすわり心地を確認する心遣いも忘れてはいけません。

    手が空いている人も、他の人が練習しているところよく見て勉強。

    今回も苦戦中の『えがお』の若手。熱い先生と先輩がしっかりとフォロー!若手も一生懸命やってます!

    実習の後半は、前回の「離床介助」から続けての介助練習。ギャラリーがいるので緊張します。

    前回最も難しかった、利用者様の体を起こす動作。100点満点とはいかないものの、前回よりもかなりスムーズに起こせるようになっていました。

    最後に、先生のお手本を見ながら、介助動作の復習を行いました。

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