2014年6月6日
イベント孝子&絃妖シャンソン歌謡と津軽三味線のコンサート
シャンソン歌謡を歌う佐々木孝子さん。元々は、守谷市の職員や守谷市児童館の館長を務めていました。ここまでは普通ですが、守谷市職員時代に、なんと茨城県のカラオケチャンピオンとなり、ご自信のCDを発売。歌の大会に出場していたころは、「コンクール荒らし」と言われてしまうほどの実力を知らしめていたそうです。今回のイベントでは歌謡曲を中心に披露していただきましたが、シャンソンやブルース系の曲も歌うそうです。是非聴きたいです!現在でも福祉施設の慰問はもちろん、ゲスト歌手、司会など、様々な場所で活躍を続けています。
津軽三味線の愛染絃妖(あいぞめ げんよう)さんは、元JAXAのスタッフ。日本最先端の宇宙研究をする施設に勤めていました。そんな絃妖さんが、なぜこの伝統的な楽器に興味をもったのか。あるとき、ドキュメンタリー番組で津軽三味線に情熱をかける青年を見たことをきっかけに、絃妖さんは津軽三味線全国大会に脚を運びました。そこで見た、桜と岩木山が見える素晴らしい景色の中、老若男女問わずたくさんの人々に演奏される津軽三味線に衝撃を受け、絃妖さんも演奏を始めたそうです。今ではコンクール出演、指導、ゲスト演奏はもちろん、津軽三味線の本場青森での演奏も行うベテラン。JAXA時代には、宇宙飛行士たちにも演奏の腕前を披露していたそうです!
今回も超満員の会場。異色のコンビの登場に、利用者様とスタッフもちょっとソワソワ?
セットされた絃妖さんの機材。これはプロ仕様!?金屏風のインパクトも手伝って、プロの雰囲気が伝わります。
今回の飾りつけは、天井から吊るした提灯(ちょうちん)と名札。業務の合間を縫って、設営がんばりました!
今回のために作った特別応援プレートもあります。
「孝子&絃妖コンビは結成8年目。10年目指してがんばります!」と意気込みを語ったお二人。応援してます!
沖縄の歌『芭蕉布(ばしょうふ)』を歌う孝子さん。沖縄の風景を思い浮かべながら聴いてくださいね!
この日は、近隣に住む沖縄出身の方も遊びに来ていました。孝子さんの歌う『芭蕉布』を聴きながら、涙を拭く場面も。
青森県の民謡、『津軽甚句』を歌う絃妖さん。途中に入る掛け声が簡単なので、この歌を知らない人でも一緒に楽しめます。
絃妖さんの『津軽甚句』にあわせて、みんなでいっしょに、「ホーイ、ホイ!」という掛け声をいれます。
孝子さん思い出の曲、『おさげと花と地蔵さんと』。幼い頃、9歳離れた孝子さんのお兄さんが聞いていた曲でしたが、ご自身も知らず知らずのうちに覚えてしまったそうです。(後ろにいる絃妖さんは、ちゃっかり写真を撮っています!)
絃妖さん本日一番の見せ場、『津軽じょんがら節』。とても難しい曲で、かなりの練習を積まないと演奏できないそうです。利用者様もスタッフも聴き入ってしまいました。
みんなで盛り上がった『常総ソーラン節』。最近の曲ですが、お祭りの雰囲気があって、皆様と一緒に楽しめました。孝子&絃妖コンビからも「歌詞の“みんなの笑顔が一つになって”というところが『えがお』さんにピッタリですね!」とのコメント。
最後は、お二人のデュエットによる『お花ちゃん』。さすが、8年コンビを組んでいるお二人、息もピッタリでした。
孝子さん、絃妖さん、ありがとうございました!また素敵な歌と津軽三味線を聴かせてくださいね!