2014年6月10日
献立職人とコラボレーション!?『えがお』の手打ち蕎麦定食
朝の申し送りも終ったころ、機能訓練室の一画で…
「そば打ちめいじん亭」の職人・須藤さんと、『えがお』の職人・大久保さんが開店準備中。
黙々と作業をする職人の姿と蕎麦の香りに誘われて、利用者様も集まってきました。
利用者様の中には「若い頃はよく蕎麦を打っていた」という方が多いです。職人の仕事を見ることで、昔を思い出しますね。
見た目より難しい「菊練り」。ここでしっかりと空気を抜いていきます。菊練は陶芸でも使われる練り方、と教えてくださいました。そんな須藤さんは、蕎麦だけでなく陶芸作品も作るそうです。
丸かった蕎麦がひし形に伸ばされて、それがあっという間に正方形になりました。めん棒を使った早業に、いったい何が起こったのかわかりませんでした!
伸ばされた蕎麦が、リズミカルに切られていきます。職人曰く、「体が覚えているからよそ見していてもできる」とのこと。すごい!
切りおわった蕎麦。手作業で伸ばして切ったのに、すべて同じ太さに仕上がっています。これが熟練の技、職人の仕事!そして、ここから先は『えがお』調理スタッフの出番です!
手打ち蕎麦、天ぷら、漬物、そしてデザートのヨーグルト。蕎麦打ち職人&『えがお』調理スタッフのコラボレーション定食です。蕎麦の香りと天ぷらの香ばしさが食欲をそそりますね!ちなみに、漬物には『えがお』農園で採れたものを使用しています。
蕎麦をゆでた調理スタッフは、実は職人・須藤さんの奥様。さすが、ゆで加減もばっちりです。
『えがお』農園で採れたばかりの野菜を使った漬物。新鮮な野菜は、シンプルな食べ方をするのが一番美味しいですね!