2014年8月29日
イベント『えがお』に超ハイテクロボ現る!?癒し系コミュニケーションロボット「PALRO」登場!
「PALRO(パルロ)」というロボットを知っていますか?
PALROは、富士ソフト株式会社が開発した生活支援を行うコミュニケーションロボット。「相手の顔を覚えて会話をする」といった人間のような機能はもちろん、歌をうたう、ゲームをする、といったレクレーション機能のほか、様々な機能を持っています。介護の現場では、PALROが利用者様の癒しや楽しみとなり、また、介護スタッフの業務サポートに役立つことが期待されています。
※詳しい情報は、こちらのページからご覧いただけます。
今回は、そのPALROが『えがお』にやってきました。
「八千代の自然と畑に囲まれた『えがお』になんでハイテクロボが!?」と思うかもしれませんが、実は、つくば市のサイバーダイン株式会社(以下、サイバーダイン)が茨城県から受託した「生活支援ロボット普及促進事業」の一環なのです。
この事業は、「国内外に生活支援ロボットの有効性を分かりやすく解説・周知し、生活支援ロボットの着実な普及を図(はか)る」「訪問によるデモンストレーションから意見を広く聴取し、生活支援ロボットの普及や改善等に役立てる」ということを目的にしています。
また、「利用者様に楽しい時間を過ごしてもらいたい!」と思っている『えがお』としては、「利用者様が、今までにない新しい物に触れることで、好奇心を刺激されつつ、楽しい体験をできるのではないか」という考えもあり、今回のデモンストレーションを依頼しました。
人間を相手に会話やゲームをするPALROを目の当たりにして、利用者様もスタッフも、とても驚いていました。今の科学技術はすごいですね!
介護は人間対人間、お互いの心で行うものです。ですが、ただでさえ人手不足といわれている介護の現場は、今後もっと深刻になっていき、心のこもった介護をきちんと続けていけなくなるかもしれません。そんなとき、PALROのようなロボットが、介護スタッフの良き補佐役となり、介護事業所全体でレベルの高いサービスを提供し続けられれば、と思います。
サイバーダインのスタッフがPALROを紹介。こんなに小さいんですね!
机の上に現れたナゾのロボットに興味津々(きょうみしんしん)の利用者様。
PALRO氏を囲み取材する『えがお』スタッフ。動画を撮って友達に自慢しないと!
ロボットですが、笑ったり色々なポーズをとったりできるので、けっこう愛嬌があります。
スタッフがPALROに声をかけると、会話が始まります。
日本のロボットなら当たり前?もちろん二足歩行で歩けます。
最近の機械はすごいねえ・・・
PALROといっしょに歌を歌いながら体を動かします。リハビリ体操のようなこともできそうです。
PALROとのコミュニケーションも体験していただきました。話しかけると、余計に可愛く思えてくるようですね。
いつもとはちょっと違う出演者の登場に、利用者様にも喜んでいただけました。