2015年5月28日
ブログ社員勉強会 拘縮の予防
本日も、終業時間後に『えがお』スタッフが機能訓練室に集まりました。
黒木先生、本日もよろしくお願いいたします!
今回も最初はシナプソロジーからスタート。
数字や色に合わせて、体を動かしていきます。
立ったまま肘(ひじ)と膝(ひざ)をくっつけるのは、意外と大変!?
苦戦しながらも、みんなで体を動かしました。介護の勉強を始まる前の、ちょうどいいウォーミングアップになりました!
実演用のベッドを囲んで、本日の課題「拘縮(こうしゅく)の予防」について勉強をはじめます。
「拘縮」とは、簡単に言うと「関節の可動範囲が狭くなってしまうこと」です。
先生の説明を聴きながらも、資料にしっかりと目を通すスタッフ。
呼吸しづらい体勢を実際に体感。体を反らせて、肩を開いた状態で呼吸をすると、苦しくなってきます。
小口社長も実際に体感。こういった体勢はリラックスできないので、ベッドで横になっているときでも体に負担がかかってしまいます。
実際にベッドで横になって、「安楽になれる姿勢」を探っていきます。「体がねじれていない状態」にすることがポイント。
体感のねじれと傾きを解消し、全身の緊張を和らげることで、拘縮を予防できます。そして、そのために使うのが、どこにでもある普通の「タオル」です。
楽な姿勢をとれるように、膝(ひざ)の下、腰の下、腕の下などにタオルを入れていきます。
想像より、かなりたくさんの量を使います!(専用のクッションなどもあります)
先生が入れていくタオルの位置を観察中のスタッフたち。
『えがお』スタッフも実際に挑戦。タオルを「詰め込む」というよりは、「ベッドに押し付ける」という感じで体の下に入れていくことがポイントです。
体格によって使うタオルの量や積み上げる形が変わってきます。利用者様をしっかりと観察することも重要ですね。
たくさんのタオルに包まれた、モデル役のスタッフ。「体勢がすごくラク」とのコメント。
モデル役が起き上がってみると、こんなにたくさんのタオルを使っていたことが判明。今回の勉強会でも、実際に体験することで、様々な発見をすることができました。