2015年6月18日に行われました
防災訓練
『えがお』のデイサービス、グループホームのスタッフが、業者の指導の下で防災訓練を行いました。
火災が起こらないように備えておくのは当然ですが、どんなに備えていても、「絶対に火事にならない」とは言い切れません。なので、いざというときに、慌てず迷わず対処ができるようになろうと、『えがお』スタッフ一同、しっかりと取り組みました。
今回行ったのは、消火訓練と通報装置の使用方法確認。
消火訓練では、本物の炎に向けて消火器を噴射し、消火器の扱い方や、狙うポイントなどを確認しました。訓練日は、さいわい曇り空だったので、『えがお』の利用者様にも見学していただきました。訓練を見学していただくのは、体を動かす機会、というのもありますが、「スタッフたちの頼もしい姿をみて、『えがお』ご利用にあたっての安心につなげていただければ」という思いもあります。
通報装置の使用方法も、業者指導の下で再確認。きちんと手順を覚えておけば、迅速に通報して被害を最小限に抑えられます。普通は使わない装置ですが、利用者様を守るために、しっかりと説明を受けました。
消火訓練
『えがお』スタッフの勇姿が観られると聞いて、グループホームの利用者様が屋外に集合。 |
デイサービスの利用者様も屋外に集合しました! |
業者の方の説明を受けて、訓練スタート。訓練では、『えがお』内に設置されていた消火器を使いきります。そしてその後、新しいものに入れ替えます。 |
まずは、水を噴射させる消火器を使用。何もないところに向けて、放出の練習してみます。 |
利用者様にも、『えがお』スタッフのサポートつきで水の消火器を体験していただきました。 |
次は、実際に炎を燃やして消火の訓練を行います。勢いが強く、近寄れないほどの熱さです。 |
消火する前に、「火事だー!」と叫んで、周囲に火事であること知らせます。 |
炎の根元をしっかりと狙いながら放出し、鎮火。このとき、風向きを意識しておくのがポイントです。 |
『えがお』スタッフの頼もしい姿を見て、利用者様から拍手が沸き起こりました。 |
この日は、運営推進会議と日程が重なっていたので、会議に出席した皆様にも、消火訓練を見学していただきました。 |
通報装置の使い方講習
いざというときに使用する、通報装置の使い方も再確認しました。 |
業者の方の指導の下、操作手順を確認していきます。 |
実際に通報を行い、きちんと通じることを確認。 |
スタッフみんなでしっかりと説明を聴き、火災が起こった時に迷わず使えるように備えます。 |
2015年6月11日に行われました
社員勉強会(体の上方への移動、寝返りなど)
株式会社マネジメントセンターの黒木先生をお迎えし、社員勉強会を行いました。
六月の内容は、ベッドの上での「寝返り」「上方への移動」などです。上方への移動を行う際は、我々スタッフも低い姿勢になる必要があります。腕の力だけで動かそうとすると、介護する側自身の腰を痛めてしまう可能性があるので、「しっかりと腰を落とし、自分の体ごと利用者様を移動させるようにすることがコツ」とのことでした。
今回の勉強会でも、シナプソロジーとともに、しっかりと楽しく学ぶことができました。
シナプソロジー
勉強会前のウォーミングアップ。足腰をほぐして実技に備えましょう! |
今日もがんばるぞー! |
本日もシナプソロジーを行いました。回数を重ねるごとに、難易度が高くなっているような気がします! |
スタッフたちも、がんばって挑戦中。 |
勉強会(体の上方への移動、寝返りなど)
本日も、ベッド上での介護動作を勉強しました。 |
先生の実演を見ながら、動作を確認していきます。 |
手を当てる場所も重要なポイント。いい加減な当て方をしてしまうと、利用者様に痛みを感じさせてしまいます。 |
先生のやりかたを観察しながら、スタッフどうしでも手の当て方をチェック。 |
まずは、先生が行う介護動作のように、スムーズにできるようになることを目指します。 |
『えがお』スタッフも挑戦。これは「利用者様の体を上方に移動させる動作」です。 |
腕で体を引き上げようとせず、自分と利用者様の体を一緒に動かすことがポイント。先生の解説を受けながら、少しずつ習得していきます。 |
次は、寝返りの介助。 |
膝(ひざ)や腕を曲げ、体を小さくし、回転しやすくすることがポイント。 |
ここでも、利用者様の体への手の当て方は重要です。 |
練習のなかで先生からのご指摘をたくさんいただきましょう! |
最後は、座った状態からの上方移動。こちらも、腕だけでなく自分の体ごと動かします。 |
身長差や体重差によっては移動が難しい場合もありますが、試行錯誤をしながら頑張ってみましょう! |
本日の締めくくりに、ちょっとだけシナプソロジーを行いました。番号に合わせて、「おつかれさま」「ありがとう」「また、やろう!」「いえーい!」またみんなで頑張りましょうね! |
2015年5月28日に行われました
社員勉強会 拘縮の予防
前回に引き続き、株式会社マネジメントセンターの黒木先生をお迎えし、社員勉強会を行いました。
今回の課題は、「拘縮(こうしゅく)の予防」について。拘縮とは、簡単に言うと関節の可動範囲が狭くなってしまうことです。これが進行してしまうと、日常生活に支障をきたすだけでなく、寝返ができない、リラックスした体勢になれない、利用者様の自立度が下がってしまう、などの問題が発生します。
勉強会の中では、実際に「ラクな姿勢」「苦しい姿勢」を体感しながら、拘縮予防に必要な知識と技術を学んでいきました。
シナプソロジー
本日も、終業時間後に『えがお』スタッフが機能訓練室に集まりました。 |
黒木先生、本日もよろしくお願いいたします! |
今回も最初はシナプソロジーからスタート。 |
数字や色に合わせて、体を動かしていきます。 |
立ったまま肘(ひじ)と膝(ひざ)をくっつけるのは、意外と大変!? |
苦戦しながらも、みんなで体を動かしました。介護の勉強を始まる前の、ちょうどいいウォーミングアップになりました! |
拘縮の予防
実演用のベッドを囲んで、本日の課題「拘縮(こうしゅく)の予防」について勉強をはじめます。 |
「拘縮」とは、簡単に言うと「関節の可動範囲が狭くなってしまうこと」です。 |
先生の説明を聴きながらも、資料にしっかりと目を通すスタッフ。 |
呼吸しづらい体勢を実際に体感。体を反らせて、肩を開いた状態で呼吸をすると、苦しくなってきます。 |
小口社長も実際に体感。こういった体勢はリラックスできないので、ベッドで横になっているときでも体に負担がかかってしまいます。 |
実際にベッドで横になって、「安楽になれる姿勢」を探っていきます。「体がねじれていない状態」にすることがポイント。 |
体感のねじれと傾きを解消し、全身の緊張を和らげることで、拘縮を予防できます。そして、そのために使うのが、どこにでもある普通の「タオル」です。 |
楽な姿勢をとれるように、膝(ひざ)の下、腰の下、腕の下などにタオルを入れていきます。 |
想像より、かなりたくさんの量を使います!(専用のクッションなどもあります) |
先生が入れていくタオルの位置を観察中のスタッフたち。 |
『えがお』スタッフも実際に挑戦。タオルを「詰め込む」というよりは、「ベッドに押し付ける」という感じで体の下に入れていくことがポイントです。 |
体格によって使うタオルの量や積み上げる形が変わってきます。利用者様をしっかりと観察することも重要ですね。 |
たくさんのタオルに包まれた、モデル役のスタッフ。「体勢がすごくラク」とのコメント。 |
モデル役が起き上がってみると、こんなにたくさんのタオルを使っていたことが判明。今回の勉強会でも、実際に体験することで、様々な発見をすることができました。 |
2015年4月30日に行われました
社員勉強会
株式会社マネジメントセンターの黒木先生をお迎えし、社員勉強会を行いました。今回は、大きく分けて二つの内容について勉強しました。
一つは、「シナプソロジー」というトレーニング。
指示された数字や色に従って様々な動きをするゲームのようなトレーニングでした。脳の活性化、認知機能の向上、注意機能の向上を促進し、「認知症の予防」「運動機能の向上」が期待されるものだそうです。このトレーニングのポイントは、「間違ってもOK!楽しくやろう!」というところ。社員一同、楽しみながら取り組めましたので、是非、今度は利用者様と一緒にシナプソロジーをやりたいと思います!
もう一つは、介助動作の訓練。
半身がマヒした利用様を想定し、「ベッドの上方に移動させる」「車イスから普通のイスへ移乗させる」といった動作の訓練を行いました。今回の訓練の中では、モデルを使って実際に介助動作をするだけでなく、他の人が行う動作をみて「よかった点」「もっと改善できる点」などをスタッフ同士で意見を出し合いました。いつも以上に、深く学ぶことができたと思います。
『えがお』では、今後も社員勉強会を定期的に続けていきます。しっかりと社員の介護技術レベルを高め、利用者様・家族様に、今まで以上に安心して『えがお』をご利用いただけるようになりたいと思います。
シナプソロジー
おなじみ黒木先生が今回の勉強会を担当。まずは、「シナプソロジー」で『えがお』スタッフをウォーミングアップ。 |
二人一組になって、シナプソロジーに挑戦。黒木先生が指示する色や数字に従って、様々な動作を行います。 |
楽しいけど、意外と難しい!?でも間違えても大丈夫です! |
なぜか、ハイタッチをする「イエーイ!」の動作はだれも間違えません。楽しく行きましょう! |
介助動作の訓練
半身がマヒした利用者様(『えがお』スタッフがモデル役)への、介助動作を訓練。まずは、「上方への移動」から。 |
一度勉強した内容ですが、黒木先生のサポートを受けながらしっかりと復習していきます。 |
見守る小口社長。『えがお』スタッフにアドバイスをしたいけど、そこはぐっと我慢。 |
若手のスタッフも挑戦。先輩組に負けていられない!後ろでは、みんなが見守っています。 |
黒木先生の解説を聞くと、自分が忘れてしまっていた部分や重要なポイントが、改めてよくわかります。 |
先生が行う介助動作のお手本を、じっくり観察する『えがお』スタッフたち。 |
先生の解説を参考に、もう一度挑戦。 |
他の人が行った介助動作に対し、良かった点と改善できそうな点をコメント。これも、スキルアップの秘訣です。 |
車イスから椅子への移乗介護の訓練も行いました。 |
椅子の角度、利用者様の足の位置など、細かい部分に注意が必要です。 |
一端、椅子とテーブル、車イスの位置関係を再確認。利用者様への負担が一番少なく、安全性の高い移乗方法を少しずつ探っていきます。 |
ここでも、黒木先生のお手本を確認。利用者様役をやる『えがお』スタッフが、スムーズな移乗動作をじかに体感できます。 |
モデル以外のスタッフも、のぞき込みながら移乗のポイントを確認! |
メモをとったり、覗き込んだり、質問をしたりと、熱心に先生の説明を聴くスタッフたち。今回学んだことも、利用者様へのより良いサービスにつなげていきます! |