2016年10月14日に行われました
防災訓練(夜間想定)
一年に二回行う防災訓練。
前回は本物の火と消火器を用いて消火訓練を行い、今回は夜間の火災発生を想定した避難訓練を行いました。
今年も、『えがお』利用者様、近隣住民の皆様、茨城西南広域消防本部の皆様のご協力により、できる限り本番に近い環境を設定した上での訓練となりました。とくに、今回は「参加者に火元の場所を教えない」という条件で行ったので、今まで以上の緊張感と焦りの中で避難活動に取り組めたのではないかと思います。
また、『えがお』スタッフが当事者意識を持ち積極的に訓練に取り組んでいたこともあってか、この日最後に行った「火災通報装置の使用方法再確認」のときには、活発な意見交換が行われました。
これからも、利用者様とその家族様が、安心して『えがお』を頼りにしてくださるように、しっかりと防災に取り組んでいこうと思います。
訓練直前の準備中
避難訓練の計画もきっちり準備しました。 |
今回の夜勤者役(利用者様の救出を担当)が、火災通報装置の業者さんと最終確認。 |
今年も、茨城西南広域消防本部の皆様に訓練のご協力をいただきました。 |
避難訓練の間、利用者様には機能訓練室でおくつろぎいただきました。 |
訓練中の様子
サイレンが鳴り、訓練開始。今年の避難訓練では、「参加者に火元の場所を教えておかない」という条件で行いました。 |
消火器をもって火元を探す『えがお』スタッフ。今回はスモークマシンを使ってないので、場所を特定するのがとても大変です。 |
室内に取り残された利用者様を救出中。ベッドから車いすに移乗させる介助動作で、丁寧に素早く非難活動を行います。 |
屋外の所定の場所へと、次々と避難させていきます。利用者様役として、『えがお』スタッフも車いすに乗って参加しました。 |
自宅待機中に火災の知らせを受けた小口社長が事業所に到着。社長の自宅は、『えがお』まですぐに駆けつけられる場所にあります。 |
到着して休む間もなく、『えがお』スタッフや近隣住民役の人に指示を出していく社長。 |
ぞくぞくと救出され、桜の木の下に集合していく利用者様とスタッフ。 |
本日は少し涼しい日でしたので、利用者様の防寒対策もご用意しました。 |
最後は、消防署の方からのご講評をいただき、訓練終了。 |
茨城西南広域消防本部の皆様、ご協力ありがとうございました。 |
火災通報装置の使用方法確認
専門業者からの説明をうけながら、通報装置の使用方法を再確認。基本的に使う機会は少ないものなので、こういったときに使い方を復習します。 |
通報装置の特徴と避難の動きから、「もっと地図をわかりやすくしたほうが良いのでは?」といったスタッフからの改善案も出されました。 |
夜勤者役を担当したスタッフからも、「実際にやってみて、こういう部分が大変だった」という意見が出されました。 |
みんなで当事者意識をもって訓練に取り組んだ甲斐あってか、ほかのスタッフからも色々な質問や意見が発表されました。 |