「いとこ煮」で使われる材料を使った「いとこ蒸しパン」を作りました。

蒸しパン自体は、小麦粉で作ったとてもシンプルなものですが、その中にカボチャや金時豆が入っています。カボチャの風味と金時豆の甘さがほどよく効いているので、食べ飽きない美味しさがあります。

「いとこ煮」とは、アズキなどを用いた煮物の郷土料理ですが、なぜ「いとこ」と呼ばれるかご存じですか？

いくつか説があるようですが、「ナベの中に材料を煮えにくいものから追々（おいおい）入れていくことから、「おいおい」を「甥甥」つまり「いとこ」にかけた」というものが名前の由来としてあるそうです。

『えがお』農園で採れた大根を利用して、ふろふきだいこんを作りました。

ふろふきだいこんと言えばおかずの一品ですが、今回はおやつとしてお出ししました。いつもとはちょっと違うおもむきがあるかもしれませんね。

タレには、赤みそ・みりん・砂糖を混ぜ、大根のゆで汁で溶いたものを使っています。一皿の中に大根のうまみが凝縮されています！また、刻んだゆずの皮の風味も、季節感を引き立てています。

いろいろなものをトッピングして楽しめる蒸しパン。今回は、桜の塩漬けを使いました。

桜の塩漬けをそのまま使うと塩気が多いので、すこし塩分を抜いてから蒸しパンの中に混ぜています。蒸しパンのやさしい甘さを、塩漬けの塩分が引き立てているので、食べたときにいつもより甘さを感じられるのではないでしょうか。

食べたときに、ほんのりと桜の香りがするのもポイントです。

ほんのりと甘い蒸しパンには、いろいろなものを混ぜて美味しく作れます。『えがお』で採れたサツマイモと、金時豆を混ぜて蒸しました。

蒸しパンそのものの材料は、ホットケーキミックスではなく小麦粉。着色料や味を調整するものが入っていないので、素朴な味がします。利用者様にとって懐かしい味になったと思います。

味と食感のワンポイントとして、秋の味覚・サツマイモをたくさん使いました。これからも、季節ごとに、それぞれの旬の味を積極的に使い、懐かしい美味しい蒸しパンを利用者様に楽しんでいただければと思います。

『えがお』農園では、ジャガイモや自然薯（じねんじょ）、サトイモだけでなく、もちろんサツマイモも栽培しています！

サツマイモにも様々な料理がありますが、今回は、スイートポテトを作りました。採れたてのイモをたくさん使い、保存料や着色料などは一切不使用。小ぶりの食べやすいサイズに仕上げました。甘さも控えめで、イモ本来の風味をしっかり楽しめるので、緑茶のおともにぴったりではないでしょうか。これからもどんどんサツマイモが採れますので、季節の味を、様々な料理で利用者様に楽しんでいただきたいと思います。

『えがお』では、毎年たくさんのジャガイモを栽培・収穫しており、食事やおやつの際に様々なメニューとして利用者様にお出ししてきました。

今回ご紹介するのもジャガイモを使った料理。なんと、『えがお』オリジナルのポテトチップスです。『えがお』農園のジャガイモを薄くスライスして油で揚げ塩をまぶす、というだけのシンプル・イズ・ベストな一品。既製品と違い、複雑な調味料が使われていないので、安心してお召し上がりいただけます。

利用者様だけでなく、スタッフにも大好評。ついつい手がのびてしまうのが美味しさの証。ただし、油で揚げたものなので、食べ過ぎにはご注意！